正しいビジネススクールを選ぶ為の第一歩
Nunzio Quacquarelli
グローバルな企業での経営参加に興味がありますか?
国を問わず職務につける資格取得を考えていますか? そのような考えを持っているあなたは、
MBA取得を考慮すべきです。また同時に、どのビジネススクールが自分の希望に最も近いのかを慎重に考えていかなければなりません。
人生において重要な自分自身への投資を考慮する際、どのような第一歩を踏み出すべきでしょうか?
(これは生活する上での収入を大きく左右するため、当然のことながら家を購入するよりももっと
重要な決断といえるでしょう)。ビジネススクールの選択にあたっては計画的に段階をふまなくて はなりません。World MBA
Tour/topmba.com は年間300校のビジネススクールを対象に、35,000人のMBA受講
者および3000人のMBA卒業生をターゲットとした採用担当者へアンケートを求め、下記のような調査結果を得ています。
受講したいMBAコースを決定するまでの道のりおよびその最初のステップ
年間10万人以上の人々が世界中でMBAコースの選択を行っています。調査結果によるとMBA取得を目指す受講者の動機の大部分は以下の通りです。
- キャリア上での昇進
- 新しいスキルの取得
- スムーズな転職
- 給与のアップ
- より広い視野の体得
ビジネススクールを選択する際、念頭に置かなければならないのは自分が追求したいタイプのキャリアが何かを把握し、
現在の能力およびスキルを現実的に正しく評価し、対象となるスクールを絞り込んでいくことです。MBA取得後、
どのような道に進みたいのかを決定することがこのプロセスの中で主要な部分を占めるといえるでしょう。
最初にこのような質問を投げかる理由は、現実的な観点から大部分のビジネススクールの出願書は将来のキャリアへ
の希望をたずねています。スクールとしては入学希望者が将来何をしたいのか、なぜこのスクールがその夢実現に役立つ
のかを明確な説得力のある説明ができるか否かを出願書で見たいと考えています。例えば、もし初任給9万アメリカドル
のマネージメントコンサルタントまたは投資銀行家を目指しているのなら、このような企業が積極的にMBA卒業生を採用
するのは50から60校のビジネススクールのみでありそのうち半数はアメリカに所在しているのです。
スクール選択に必要な基準
調査結果では、ビジネススクールを選択する上での一般的な基準として下記の点が挙げられています。
- 国際的評判/名声
- 65%の回答者が採用担当者の評価がプログラムの質の指標であり、重要であると考えています。
- 参加者のプロフィール
- 50%の回答者が平均的な職務経験レベル、GMATスコアの平均点、留学生の割合、学歴、コースで使用される言語、 卒業生のキャリアサクセスなどが重要であると考えています。
- リサーチの質と雇用企業からの評判
- 41%の回答者がキャリアにつくことを目標にしている国での企業のスクールの評判は、クオリティーの高いリサーチと同様に重要であると考えて います。
- プログラムのスタイルと専門分野
- 40%の回答者が受講スタイル(ケーススタディー、講義、またはグループプロジェクト等)の選択、また専門分野 (企業家精神の養成なのかテクノロジーマネージメントなのか等)の選択が重要であると考えています。
- 柔軟性および便宜性
- 22%の回答者が、プログラムが個人の必要条件、例えばパートタイムが可能か、1年コースなのか、キャンパスが通いやすい場所にあるかなど に、どのくらい柔軟性をもって対応できるのかが重要であると考えています。
- 手頃な料金
- 19%の回答者が重要だと考えています。
スクール選びの情報源
MBAの出願者は多くのランキングや情報源を目にする機会があります。ランキングはスクールの評価を決定する最も一般的な方法です。
しかし、あまりにも多くのランキングがあり、またその結果もそれぞれ違うため、出願者が最適の学校を決定するのがより複雑になって きています。
World MBA Tourが行ったMBA出願者を対象とした調査では
回答者がスクールを探す際、どの情報源がよく役に立ったか質問したところ、スクールの代表者との
直接のミーティングが第一に挙げられました。(また、80% の回答者がWorld MBA Tourが大変役に立ったと答えています)
またBusiness Week のランキングと The MBA Career Guide
が次に人気を集めていた情報源でした。スクール選択に必要となる重要な基準の詳細はこれらの2つの情報源に網羅されています。
大学のホームページやパンフレットも人気があり、また他のさまざまな出版物も人気ランキングとして続いています。
| World MBA Tour | Business Week | The
MBA Career Guide/ topmba.com |
University/ School Website |
University/ School Brochure |
FT | US
News & World Reports |
The Economist | Wall Street Journal |
| 80.30% | 77.20% | 68.60% | 61.80% | 55.40% | 49.00% | 42.50% | 38.20% | 35.30% |
MBA取得にかかる現実的に可能な期間および費用
アメリカ国内でのインターナショナル・フルタイムMBAの平均期間は2年、ウォートン、ハーバード、
スタンフォードなどの年間の授業料はおよそ34,000アメリカドルとなっています。
ヨーロッパではロンドンビジネススクールが2年間プログラムを提供、その一方でIMD, INSEAD, クランフィールド,
ウォーウィックをはじめとするほかの代表的なプログラムは1年となっています。
ヨーロッパではMBAの年間費用は5,000ポンドから31,000ポンドと幅があり、また書籍代や
生活費はその上にかかってきます。しかし経済的な援助を受けることができるため、授業料の高いプログラム
も手頃な授業料で受けることができます。奨学金もさまざまな組織から提供され、また多くの地元の銀行が低い
金額からのローンをMBAのコース受講中に提供しています。受講者は自分の希望に合ったスクールに出願する際は、
支払いオプションに関しても自分の状況に応じた問い合わせをするようにとアドバイスを受けます。
ディスタンス・ラーニング(遠隔教育)は重要なオプションになっています。25,000人以上の人々が英国教育
機関のディスタンス・ラーニングを利用してMBAまたは同様のディプロマを取得または受講しています。
ディスタンス・ラーニングの平均費用は4,000ポンドから20,000ポンド、期間も3年から8年と様々です。 数あるディスタンス・ラーニングで
The MBA Career Guideで人事部長より推薦のあったスクールは以下の通りです。
アストン、ダーラム、ヘンリー、ヘリオット-ワット、マンチェスタービジネススクールディスタンスMBA、オープンビジネススクール、ストラスクライド、
ウォーウィック
MBA取得後の求職方法
それぞれのビジネススクールは受講生の求職活動をサポートするキャリアサービスがあります。
多くの企業がキャンパスで企業説明、受講生の面接を行います。 フィラデルフィアのウォートン
スクールには600社近い企業がキャンパスを訪問し、そのうち400社がアメリカ在住の採用担当者、 200社が海外からの採用担当者です。
INSEAD と LBS は200社近い企業が訪問し、そのほとんどが海外からの採用担当者です。









